国家林業草地管理局は先日、ワシントン条約(CITES)附属書Iに指定されているサボテン科(Cactaceae)の生きた植物5万株をサウジアラビアへ輸出することを承認しました。この決定は、規制当局による徹底的な審査と評価に基づいています。
サボテン科は、その独特な外観と、薬用、食用、装飾用など幅広い用途で知られています。特に豊富に生育する地域では、文化的にも経済的にも重要な貴重な資源となっています。しかし、この科の多くの種は、過剰な採取や生息地の破壊により、現在、絶滅の危機に瀕しています。
当社が輸出するサボテン科植物は、人工栽培によって生産されており、その持続可能性と健全性が確保されています。この栽培方法により、植物は管理された環境で生育し、自然生態系への圧力を軽減することができます。したがって、サウジアラビアへの5万本の生きたサボテンの輸出は、サボテンの保護と保全に向けた大きな一歩となります。
規制当局による輸出承認の決定は、当社の持続可能な農業慣行と環境保護へのコミットメントを証明するものです。また、中国政府による持続可能な貿易慣行の推進、絶滅危惧種の保護、そして環境保護の推進へのコミットメントも反映しています。
さらに、この開発は、生物多様性保護の重要性と、自然資源を守るための世界的な行動の必要性に対する意識を高めるための一歩となります。サボテン科は、人間の活動によって絶滅の危機に瀕している多くの絶滅危惧種の一つに過ぎません。手遅れになる前に、これらの種を救うために行動を起こす責任が私たちにはあります。
当社は、持続可能な貿易慣行と環境保護の概念を堅持し、微力ながら生物多様性と絶滅危惧種の保護を推進していきます。
投稿日時: 2023年3月27日